Krushと戦極

22日のKrushが全試合判定で、23日の戦極は判定が1試合のみ。うまいことバランス取れるもんでもないですな、やっぱり。

Krushではっきりしたのは、K−1ルールだから面白いってわけじゃないってこと。やっぱりルールじゃなくて選手なわけですよ。あと山内裕太郎の負けがなぁ。山内ってのは、中島弘貴みたいな選手を封じるのに長けてるんだと思ってたが。ここ数戦はコンディションが悪かったとかで、今回は思い切り動けたことに手応えを感じてるらしい山内。試合後のコメントも「まだ始まってもいねぇよって感じです」と小林聡というかキッズリターンのセリフを使うくらい前向きだった。

ただ、コンディションのよさとK−1ルールへの適正ってのはまた別だからなぁ。石川直生が、よくないと分かっていながらヒザを使うのは、現時点ではそうしたほうが自分のリズムを作れるかららしい。そういうアジャストの作業が、山内にも必要じゃないか。ま、本当は山内や石川みたいな選手がK−1ルールの試合をする必要がないくらいの状況がベストなんだけども。

で、戦極。面白かったです非常に。泉に関してはkamiproのコラムで書くつもりです。で、一つ残念だったのは横田vsシュルツだなぁやっぱり。テイクダウンしたのに、相手のロープ掴みに注意を与えるためにブレイク→直後にKO負けって可哀想でしょシュルツ。関係者に聞いたところ、戦極での「口頭注意」は判定でかなり重視されるらしいんだが、それでもねぇ。ラグビーのアドバンテージみたいに、反則をしてない側が有利な状況ではプレー続行でいいんじゃないか。で、あらためてブレイクになったところで注意すればいいんで。

あと新大会名「SRC」に慣れるのには時間かかりそうっすね。kamiproのチョロさんには普及のための新ポーズ開発をお願いしたい。