8.27『STAND UP』仙台大会
8月27日、仙台のライブハウスRensaで開催されたチャリティー格闘技イベント『STAND UP』を取材してきましたよ。これは長南亮、光岡映二が発起人となり、DEEPが協力して実現した大会で、収益金は石巻市に寄付。格闘技界では『FIGHT FOR JAPAN』活動もありますが、実際に東北でやるっていうのは大事だなと思いましたね。
こちらが大会ポスター。デザイナーはツイッターで名乗り出たIさん。みんな心意気でやってます。
本戦第一試合は鬼木貴典vs地元の高校教師にしてレスリングの強豪・加藤英之のグラップリングマッチ。こってりした展開で時間切れも「鬼木つまんねーぞ!」という佐伯さんのヤジもあって急きょ延長戦へ。そして鬼木がバックチョークで勝利。
続いてのグラップリングマッチは徹肌ィ朗vs滝田J太郎。こういうのはウケますね、特に地方では。
ここからはDEEPルールのMMAマッチが2試合。まずは斎藤曜が開始早々のフロントチョークで佐藤宗幸に勝利。
福本よう一は終始グラウンドで攻め、梅田恒介に判定勝ち。福本は4年ぶりの復帰戦!
セミは長南と新日本キック・ヘビー級王者の松本哉朗によるキックルールのエキシビション。「二人でいつもやってるスパーリングが試合を超えるものだと思ってますから」(長南)という言葉通りのガチガチの打撃戦。小さい会場に打撃音が鳴り響くこともあって凄まじい迫力。
HALEOからの義捐金は三崎和雄が贈呈。「日本人は強いんです!」
佐伯さん、笹原さんも挨拶。佐伯さんは『STAND UP』継続開催、笹原さんはDREAM東北大会開催をファンに宣言。
そしてメインは光岡・今成正和・大澤茂樹vs川尻達也・石田光洋・児山佳宏のグラップリング・エキシビション。普段は見られない顔合わせの連続で贅沢感たっぷり。
石田くんと大澤がレスリングの攻防を展開したかと思えば、十段が川尻に足関を極めたり。ちなみに川尻、閉会式でわざと足をひきずり、リングサイドの笹原さんに「9月、無理っす(笑)」とアピール。笹原さんはすかさず「じゃあ違約金で」。
試合が進むと、やっぱりなぜかこうなる。レフェリーの小路晃を集中攻撃。さらにタッチワークがこんがらがって川尻vs石田になってみたり。しかしこれも豪華っちゃあ豪華だ。いやでもジムではいつもやってんのか。
そんな流れを締めたのが、途中から入った長南。
豪快なタックルで光岡を叩きつけ、“楽しいエキシ”から“一流格闘家の闘い”に方向転換。
閉会式。お客さんも写真撮りまくり。これだけのメンバーが入場料1000円(罹災証明書持参だと無料)で見れたら、かなり満足でしょう。やっぱ現地に行くって大事。ちなみに最後の長南の挨拶は「それではみなさん、のちほど国分町でお会いしましょう」でした。
詳細なレポートは格闘秘宝館メールマガジンで書きますので、そちらもよろしくお願いします!
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